「卵焼きって、意外とむずかしい?」
お弁当の定番、朝食の人気メニュー「卵焼き」。
でも実際に作ってみると…
- 固くなってしまった
- 焦げてしまった
- 巻きがうまくいかない
という経験、ありませんか?
実は、卵焼きは“ちょっとした4つの工夫”で、ふわふわ食感に仕上げることができるんです!
今回は、甘い卵焼きにも、だし巻きにも応用できる「ふわふわ卵焼きのコツ」を、初心者にもわかりやすく解説します。
コツ① 卵はしっかり“白身を切る”ように混ぜる
卵を混ぜるとき、ただぐるぐる混ぜていませんか?
ふわふわに仕上げるには、「白身をしっかり切るように」溶くのがポイントです。
- 黄身と白身が完全に一体になるまで
- 泡立てないように、箸を“左右に”動かして切るように混ぜる
白身がしっかり切れていないと、焼いたときにかたまりができやすく、仕上がりがムラになります。
💡お好みで、少量の水や牛乳を加えると、さらにふんわり感UP!
コツ② 卵液に“空気”を含ませる
プロの料理人は、卵液を「少し高めの位置からボウルに落とす」ことで、空気を含ませてふわっとさせています。
家庭で簡単にやるなら:
- 卵を溶くとき、2~3回しっかり持ち上げて落とす
- 最後にザルでこすと、より滑らか&なめらか食感に!
だし巻き卵にする場合でも、だしを加えてよく混ぜることで、気泡が入りふんわりと仕上がります。
コツ③ 弱火〜中火で、焦らずじっくり火入れ
「ふわふわ」と「パサパサ」を分けるのは、“火加減”です。
火が強すぎると、すぐに固まってパサパサになってしまいます。
- フライパンをよく熱してから、いったん火を弱める
- 最初は中火で、卵を流したらすぐ弱火〜中火に落とす
- 表面がうっすら固まるくらいで巻き始める
1層ごとにしっかり火を通すより、半熟状態で巻いて、重ねながら火を通すイメージが◎!
コツ④ 油はしっかり。毎回“うすくぬる”のが正解!
「油の量=カロリーが心配…」と思いがちですが、油が少なすぎるとフライパンにくっついて失敗のもとに。
- 初めは多めに熱し、キッチンペーパーでしっかり全体になじませる
- 各層を焼くごとに、ペーパーで油を「うすく塗り直す」のがベスト!
油がしっかりなじんでいれば、巻きやすさもUPし、形もきれいに整います✨
【基本のふわふわ卵焼きレシピ】
材料(2〜3人分)
- 卵:3個
- 砂糖:小さじ2〜3(好みで調整)
- 塩:ひとつまみ
- 水(or 牛乳):大さじ1
- 油:適量
作り方
- 卵をしっかり切るように混ぜる(白身をよく切る)
- 砂糖・塩・水を加えてさらに混ぜる(空気を含ませる)
- フライパンを熱し、油をなじませる
- 卵液を3〜4回に分けて焼き、弱火でゆっくり巻く
- 巻き終わったら、ペーパーで包んで形を整える
冷ましてもふわふわ感が残り、お弁当にもぴったり!
よくある失敗と対策
失敗例 | 原因 | 解決方法 |
---|---|---|
卵がかたくなる | 火が強すぎた/焼きすぎた | 弱火〜中火でじっくり火入れ |
焼きムラができる | 白身が切れていない | しっかり切るように溶く |
形が崩れる | フライパンにくっついた | 油をしっかりなじませる+塗り直す |
甘い派?だし派?どちらでも応用OK!
今回のふわふわテクニックは、甘い卵焼きにも、関西風のだし巻きにも使えます。
- 甘い卵焼き派:砂糖を多めにして、少量の塩で味を締める
- だし巻き派:だしを大さじ2〜3程度入れて、しょうゆやみりんで味を整える
お好みの味で「ふわっ」と仕上がると、食卓もお弁当も華やかに!
まとめ|卵焼きは“シンプルだけど奥深い”
卵焼きは毎日作っても飽きない定番料理。
でも、ちょっとしたポイントを意識するだけで、ふわふわ・ジューシー・きれいな仕上がりに変わります!
✔ 卵はしっかり溶いて空気を含ませる
✔ 弱火でじっくり火を入れる
✔ 油はこまめにうすく塗る
ぜひ次回の卵焼きに、この4つのコツを試してみてくださいね😊
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