「きんぴらって、家で作ると何か違う…?」
外で食べるきんぴらごぼうはシャキッとしていて、味もしっかり。
でも、家で作ると「ごぼうが柔らかすぎる」「水っぽい」「なんだか味がぼやける」…そんな風に感じたことはありませんか?
実は、ごぼうの切り方・下処理・炒め方を少し工夫するだけで、プロのような味に仕上げることができるんです。
この記事では、料理初心者でも失敗せずに「シャキシャキで味が染みたきんぴらごぼう」を作るためのコツを丁寧にご紹介します!
シャキシャキ食感は「切り方」で決まる!
ごぼうの切り方ひとつで、仕上がりの食感が大きく変わります。
✔ 基本は「ささがき」or「細切り」
- ささがき:包丁で削るように薄くスライス。見た目もやわらかく、味が染みやすい。
- 細切り(千切り):長さ4〜5cm、幅2〜3mmくらいの細さ。食感を残したいときにおすすめ。
どちらでもOKですが、シャキシャキ感を重視したいなら細切りが断然おすすめ!
✔ 切ったあとはすぐ水にさらさない!
「アク抜き」として水にさらす方も多いですが、長時間さらすとごぼうの風味や旨味まで抜けてしまいます。
ポイントは:
- 切ったら軽く水でサッと洗う程度(30秒以内)
- 長くさらさず、炒める直前にカットすると香りが活きる
ごぼうを美味しくする「炒め方の順番」
実は、ごぼうとにんじんの炒める順番や火加減で、食感や味の入り方が変わります。
✔ ごぼうを先に炒める!
- ごま油(またはサラダ油)を熱したフライパンに、ごぼうを投入
- 中火で1〜2分炒めて水分を飛ばす
- にんじんを加えてさらに1分ほど炒める
→ ごぼうのほうが火が通りにくいため、必ず先に炒めるのが鉄則です。
✔ 調味料は順番が大事!
- 炒めたら、砂糖・酒・みりんを先に加える(甘みが染みやすい)
- 少し炒めてからしょうゆを加える(香ばしさUP)
- 水分を軽く飛ばして、汁気が残らないくらいで火を止める
最後に白ごまや七味唐辛子を加えると、風味も食感もワンランクアップします!
レシピ例(2〜3人分)
材料:
- ごぼう:1本(150g程度/細切り or ささがき)
- にんじん:1/2本(細切り)
- ごま油:大さじ1
- 砂糖:小さじ2
- みりん・酒:各大さじ1
- しょうゆ:大さじ1
- 白ごま、七味:お好みで
作り方(簡易)
- ごぼうとにんじんを細切りにする
- フライパンにごま油を熱し、ごぼう→にんじんの順で炒める
- 砂糖→酒・みりん→しょうゆの順に加える
- 汁気が少し残るくらいで火を止める
- 白ごまをふって完成!
よくある失敗と対策
失敗例 | 原因 | 対策 |
---|---|---|
食感がフニャフニャ | 水に長くさらした/炒めすぎ | 水にさらしすぎず、強火で手早く |
味がぼやける | 調味料の順番が逆/加えるタイミングが早すぎ | 甘み→醤油の順でタイミングよく |
にんじんが硬い | ごぼうと一緒に炒め始めた | ごぼうのあとに投入する |
まとめ|ちょっとした工夫で、ごぼうの魅力が引き立つ
きんぴらごぼうはとてもシンプルな料理ですが、切り方・炒め方・調味料の順番を意識するだけで、グッと味と食感がよくなります。
ポイントは以下の3つ:
- 切り方は細切りでシャキ感をキープ
- 炒めはごぼう→にんじん、強火で手早く!
- 調味料は甘み→しょうゆの順が味しみのコツ
副菜に迷ったとき、お弁当のおかずに、作り置きにもぴったりの一品。
ぜひ今日から、美味しいきんぴらごぼうに挑戦してみてください!
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